オシムの言葉(木村元彦)その2
その1:オシムの言葉(木村元彦) - 明日=今日×(反省+前向き)+努力
- 作者: 木村元彦
- 出版社/メーカー: 集英社インターナショナル
- 発売日: 2005/12/05
- メディア: 単行本
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残念ながらアジアカップの初戦カタール戦は引き分けに終わりましたね。
2ndハーフをワンセグで見ていただけなので詳しい試合展開はわかりませんが、日本がパスをまわしてゴール前までボールを運ぶのに対して相手チームはカウンターが多かったように思います。それはそれでよいのですが、同点に追いつかれてからの決定機を外したのが痛かった!
オシムが呆れて笑っている顔がカメラに映っていました。
まだまだ日本は暑い国で戦うとみんな脱水症状のようなしんどい表情になるし、疲れた選手の足元の精度は"一段と"悪くなる。
だけど、本当にオシムイズムの"誰がボールを運ぶんだ?"が浸透して、Jリーグのレベルも上がってくれば日本のサポーターにとっては今後も楽しめるのではないかなと思います。もちろん勝ったほうが良かっただろうけど、オシムは選手を見放さないだろうし川渕キャプテンもオシムを途中で解任したりしないと信じています。
強くなった日本を見て、きっと私たちもファティマと同じような賞賛を贈るのではないでしょうか。
p157
(サラエボで拾ったタクシー運転手ファティマに、"イビツァを巡る旅"に来たと告げたときのファティマの言葉)
「間違いなく・・・・・・、わが国で・・・・・・、一番・・・・・・、好かれている人物です」
そしてこんな風にして功績を称えたいものですね。
p237
夢は、いつか悲しいオシム離日の日が近づいたら、日本のファンとともに「シュワーボ、オスタニ(ドイツ野郎、残れ)」の大合唱で翻意させることである。
※"ドイツ野郎"とは愛情のこもった呼び名です(本文参照)
おわり